vol.1 中小企業の財務部門

 昨日、とある経営者とお話していた時の事ですが、「森岡さんのところは、中小企業の財務面を支援するとのことですが、どういうことをされるのですか?」という質問を受けました。

 それに対する私の回答は以下の通りです。「経営者の方は、おおよそが営業畑の出身者、工場畑の出身者、商品開発畑の出身者方が多数を占めておられます。
 経理畑・財務畑を歩んでこられて経営者になられるというパターンは中小企業では少ないと思うんです。」

「また、中小企業でも経理担当者を置いておられることが多いですが、総務・庶務との兼務をしておられることが多く、実際には経理機能(日々の経理処理と月次試算表の入力業務)で、手一杯になっているケースも多いんです。」

 「でも、実際には中小企業で重要なのは、資金繰りです。何をするにしてもお金が会社にないと、事業は運営できませんから。となると、金融機関と上手に付き合っていかなければなりません。
 金融機関の言いなりになって、借入条件が悪く、会社の資金繰りが圧迫してしまってはいけないと思います。

 ですが、これらの交渉を経理担当者に任せられるかというと、総務や庶務業務との兼務もあり、そこまで決裁権限を持って対応してもらうというのは、現実的には厳しいと思います。
 もちろん、経営者自身がこの業務を担うとしても、中小企業の経営者は営業・商品開発・社内管理等、兼務に兼務を重ねておられるので、財務面に力と時間を注ぎきれないという現状がありますよね。
 また、借入交渉だけでなく、金融機関への信頼度アップ、自社内の目標管理を明確にして経営をより良い方向に導きたいのであれば、予算設定と資金繰り計画にも着手すべきだと思います。
 そして、最終的には会社が目指そうとしている長期ビジョンに対して、財務的な根拠があれば言うこと無しですからね。」

「長くなりましたが、簡単に言うと、M's Factoryが中小企業における財務部門の役割を果たすということですね。そして、経営者には、当社との関与を通じて数字に強くなって欲しいと思っています」と回答させて頂きました。

 上場企業になると、品質管理、法務、財務、企画、研究開発といった部門が独立して存在していますが、中小企業では、営業面と社内管理面しか対応できていないケースが多いと思います。
 だからといって、財務部門としての機能が社内に無ければ、資金調達の面で支障をきたしてしまいます。

 こうして当社のことをご存じない方に対して話をさせて頂くことで改めて、自社の目指すべき方向が明確になってきました。

 今後も、M's Factoryは、中小企業の財務部門としての役割に、特化した商品・サービスの提供を行ないます。