vol.25 債権回収会議

 皆さんの会社では、与信管理や債権回収について、どのような取組みをしておられますか?

 飲食店や理美容業など、大半が現金回収できる商売を除き、製造業、卸売業、小売業、 サービス業など、多くの会社で、売掛金や受取手形といった売上債権の回収が重要な業務と なっています。

 ところが、具体的に債権管理について万全の取組みをしている中小企業は、驚くほど、 数が少ないです。

 しかも、債権の回収が入金サイトより遅れたとしても、何のアクションも取らない会社も あります。

 資金繰りで悩んでいるにも関わらず、このような中小企業が多いのはなぜなのでしょうか?

 不思議ですよね。

 これは、やはり「財務部門」がエアポケットになっているケースが多いからだと思います。

 単純なことかもしれませんが、
1)予防策を講じる(与信管理ルールを決定する)
2)得意先の〆日、入金日の確認
3)〆日ごとに請求書の発行、そして入金日ごとに入金確認
4)未入金先のピックアップ、回収方法を協議
5)回収担当者が、会社指定の回収方法で回収活動実施
6)延滞債権や与信枠の増大を必要とする得意先については
 未回収会議で確認、活動方法を協議
 このような手順を踏めば、中小企業であっても債権管理は実践できます。

 特に6の未回収会議は、非常に有効です。
 営業担当者や経理担当者任せにせず、経営者自身がこの会議に参加し、経営者の指揮の下で債権管理を実践して下さい。

 そうすれば、自ずと債権の回収率はアップします。

 みなさんの会社では、全ての債権が正常債権になっていますか?

 少しでも延滞債権がある会社、過去に得意先の破産等を経験しておられる会社は、即座に 経営者主導の下で債権回収会議を開催して下さい!